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今日は特に何もない1日だった
毎日何もない日々なんだけどね
前からこんな感じだったのかと少し思う
けど相変わらず何もしてない時間というのは辛い時間で考え込んでしまったり、何かよくわからない不安や焦燥感、悲しみ、苦しみに襲われる
何も考えないでいいようになりたい
ニートの友達がいるけど、その人が少し前に「ロボットになりたい」と言っていた
たしかにその気持ちはよくわかる
けど、僕は少しそれに申し訳ない気持ちにもなる
そんな風に思って欲しくないし、僕はそんな風に思ってしまうその人に対して何もしてあげられないわけでね
出来れば人間であったことに喜びや楽しさがあってほしいと思う
人間であるゆえの苦悩というのは多くあるし、それは避けられないけど、それと同時に同じくらいの喜びや楽しみを心に持っていてほしいと思う
僕はそれを失くしてしまった
それはK君が死んでしまう前からだけどね
いろんな辛いことがあった
K君が死んでしまったことが1番辛いけど、他のこともやっぱり辛い
昔、K君に辛いことを思い出すという話をしたことがある
その話は僕がまだ小学校低学年くらいの時に友達と同じ委員になって、プリントを取りに行ってたとき、その時4人くらいいて、そのうちの1人の子が「○○(僕の名前)はいつも付いてきてウザい」みたいなことを言って周りの子も同意してた
それを思い出す話をした
別にそれはもう小さい頃の思い出だから、別にそれ自体が辛くて仕方ないというわけではなくて、大人になってもそんなのとあまり変わらないことが辛いんだけどね
そんな話をK君にしたら「思い出すから辛くなる」と言われた
冷たい返事なような気がして少し落ち込んだけどね
けどK君はそういうこと話せる人だった
他の人には言えないけどね
明日からおばあちゃんの家でやることないから、もしかしたらとても辛くなるかもしれない
それが自分自身でも心配
yellow moon