10年片思いした人を亡くした人のブログ

ブログ主はバイセクなので好きだった人も自分も男です。あんまり良いことは書いてないです。ブログ主はニートなので見ててイライラすることが多々あると思います。

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後々書くけど、僕は自殺を真剣に考えてた時期があった
原因は凄く簡単に言うと居場所がなかったことに起因するんだけどね
結局、今は死のうとした僕が生きてしまっているわけだけど
そんな中で地獄や天国についても考えた
K君が死んでから更に考えさせられたけどね
正直、僕は天国や地獄があるとは思えない
理由としては天国は幸せな場所らしいけど、そんなのは人間に創り出せるものではないと思う
たとえ、神の力があったとても
人間という生き物が満足し続けることは不可能だと思う
実際、人間である僕たちは競争心とか優越感とか持ってるのは間違い無くて、そういうのは天国では満たされることが出来ないと思う
なぜかというと、みんな幸せな状態なのにそれが出来るか?っていうのが疑問だしね
そもそも僕たちは絶対に完全に満足してる瞬間ってのは少ないと思う
何かしらの苦悩があって、何かしらの苦痛がある状態が普通だと思う
抱きしめられてるとき、愛されてることを実感するとき、誰かを愛しているとき、そういう時はおそらく完全に満足してる瞬間だけど、それは間違いなく瞬間だと思う
基本的に不完全だったり、何か欠けている状態でこそ人間は完全じゃないか?と思う
欲望なんて果てしないわけでね
これなんかを全て満たそうと思ったら何人の人間を不幸にしなきゃならないかわからないしね
だから、僕は天国はないと思ってる
そもそも肉体を離れて精神的な存在になってしまうなんて考え方もありふれてるけど、そうなってしまった自分は果たして本当の自分なのか?ってのも疑問だしね
ただ地獄は存在出来ると思う
これは現実が証明してくれてる
僕はヴィクトールフランクルの「夜と霧」という本を読んだことがあるけど、ナチスの収容所に入れられた心理学者の書いた本だけど、そこはまさに地獄だったと思う
他にも地獄的な状況は今まで世界にたくさんあったと思う
差別されて、意味もなく殴られたり、殺されたり、嘲られたり
自分たちの周りでもイジメや虐待は平気で存在してるしね
それは間違いなく地獄だと思う
ただそんな中でも人間は必死に生きようとするし、人間を捨てたりする人もいるけど、けどやっぱり人間であると僕は思う
もっと言うなら現実の方がもっと地獄だと思う
地獄は罪を犯したから罰せられるならまだ納得するけど、現実はなんの罪もないのにイジメられたりするわけだしね
だから、芥川が言ったように「人生は地獄より地獄である」ってのは僕は納得できる
字面だけを取り上げてるから真意は別にあるかもしれないけどね
けど、そう思う
ただ、天国が存在出来るんではないか?とも少し思う
みんなが自分が欠け替えのない存在で、相手もまた誰かに愛された大切な存在で自分と同じく欠け替えのない存在である
っていうことを心から理解したなら恐らく天国も存在出来ると思う
ただそう理解した自分は自分なのか?ってのは尽きないけどね
けど、僕はそんなことをずっと考えてたけど、けど、やっぱり天国はあってほしい
無いと思ってるけど、あってほしい
また会って話したいし、抱きしめたいし、愛してるって言いたいし、僕がどう映ってたのか聞きたいし、色んなこと教えて欲しいし、またあの優しさや温かさを隣で感じたい