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今日は朝から起きてK君の好きだったアーティストのイベント行ってきた
あんまり外に出ないからめちゃくちゃ疲れた
僕はそんなに興味がないから遠くから観てただけだったけどね
午前と午後があって、僕は午前に行ったんだけどK君のお母さんには会えなかった
たぶん午後に行ってたんだろうなと思う
彼はどんな気持ちでライブとか見ていたんだろうか
やっぱり楽しかったのかな
一度だけ一緒に観に行ったことあるけどね
楽しかった
その日のことはよく覚えてる
何組か参加するイベントだったんだけど、僕が「どれ見に来たの？」って聞いたら「特に見たいやつはないけど来た」みたいに行ってたけど、そのアーティストが登場したときにめちゃくちゃ楽しそうにしてたしそういうのでわかった
それで一緒に買い物に行った
彼の運転する車で少し遠くのショッピングモールまで行った
行く途中の車の中で僕はずっと「手繋ごー」って言ってた
そしたら彼は「運転片手でするのは危ないからダメ」って言ってしてくれなかった
僕はよく彼に手を繋いでって言ってた
一緒に誰もいない夜道歩いてる時とかだけどね
結局手を繋いでくれたことはなかったけどね
K君が寝てるときに手握って寝たことは何回もあるけどね
それで買い物終わって夜ご飯一緒に食べて、そのときにこの後何するかの話してて
漫画喫茶の話をしてたから、僕は漫画喫茶に一度しか行ったことなかったから行きたいって言って、「部屋が別々になるよ」ってK君に言われて「おんなじ部屋はないの？」って聞いたら「あるけど、カップル用みたいな感じ」って言われて僕は「それでいいじゃん」って言ってめちゃくちゃ「行きたい！行きたい！」言ったんだけど、ダメって言われて結局その日はそのまま一緒に帰った
この頃はもうあんまり抱きついたりさせてくれなかった
昔はめちゃくちゃ抱きついてたんだけどね
家で遊ぶの多くて家で遊んでるときはずっと抱きついてた
本当にずっと
寝るときはダメだったけどね
めちゃくちゃ暖った
なんか本当に人と僕は全然分かり合えなかったけど、その瞬間だけは全部どうでも良かった
そんな瞬間がずっと続いて理屈だとか屁理屈だとか、こんな今書いてるような言葉とか、思考とか、そんなことじゃない気持ちにさせてくれた
「あぁこれが幸せか」と思ってた
また抱きつきたいな
今日は疲れたからもう寝る
思い出話を書いたけどめちゃくちゃキモいなと自分で思った
またいつか思い出も更新しなきゃなと少し思う。
first love
